歯周病にもちいられる薬剤のご説明
歯周内科では(1)患者さんに飲んでいただく薬剤(内服用薬剤)と(2)3DSで直接歯に作用させる薬の2通りを用います。
内服用薬剤
歯周病菌をたたくことと、歯周歯科治療時の全身症状を防ぐために用いられます。マクロライド系の抗生剤が一般的に使われます。実際によく使われるのはアジスロマイシン(商品名ジスロマック)です。内服薬だけで菌を叩くのではなく、歯のクリーニングや3DSと併用するわけですから特に強い薬は必要ありません。効果時間が長く、効果の範囲が広く、副作用がなく、菌交替現象やアレルギーが出ない薬剤が選択されます。
3DS用薬剤
聖和会OBの武内博朗博士等によって開発された治療法で、虫歯菌や歯周病菌の除菌に用いられます。歯周内科では、歯と歯肉の境目の溝に集中的に高濃度の薬剤を作用させます。マウストレーを使いますから、薬剤が唾液によって薄まらず、高い効果を発揮します。主にジェル状のヨード剤を用いて5分~10分間マウストレーを歯に装着します。お口の中に流れると苦いですが、副作用や菌交替現象などはありません。終わった後は、お口の中が劇的に改善され、今までなかったようなすっきり感が味わえます。

